• 9月 16, 2025
  • 9月 18, 2025

【若年女性の鼠径ヘルニアには、なぜメッシュを使わなくてもいいのか】

若年女性の比較的小さな鼠径ヘルニアに、
メッシュを使わないMarcy法が推奨される主な理由は、
身体への負担が少なく、再発率も低いためです。

これは、組織の特性と手術法の原理に基づいています。

1. 組織の強度が保たれているため

若年女性は、鼠径部組織の強度が比較的保たれています。
このため、弱くなった部分を糸で縫い合わせて補強するMarcy法でも、十分な強度が得られ、
再発リスクが低いです。 2

. メッシュによる合併症リスクを回避できるため

メッシュは異物であるため、稀に感染や痛み、違和感といった合併症を引き起こす可能性があります。 特に、妊娠や出産を控えている女性の場合、腹圧の変化によってメッシュの位置がずれたり、
違和感が生じたりするリスクが考えられます。
Marcy法では自身の組織のみを使うため、これらのメッシュ特有の合併症を回避できます。

3. 外科医の技量が鍵となるため

Marcy法は、
弱くなった組織を丁寧に縫い合わせる必要があるため、手術を行う医師の技量と経験が非常に重要と
なります。
手術に熟練した医師が行うことで、
メッシュ法と同等か、それ以上の良好な結果を得ることができます。
これらの理由から、若年女性の比較的小さな鼠径ヘルニアに対しては、
体にやさしく、長期的な安心感のあるMarcy法が有効な選択肢となります。

王子クリニックではMarcy法の実績 が豊富です。

女性で鼠径ヘルニアのことでお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。

スタッフ一同、親切丁寧に対応いたします。

京都の鼠径ヘルニア・脱腸手術専門 王子クリニック

★★★★★

追伸: 日帰りでの鼠径ヘルニア小切開手術 手術費用(保険適応):3割負担の方で約4.7万円

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