• 7月 8, 2025
  • 7月 15, 2025

【鼠径ヘルニア手術「Marcy(マーシー)法」とは?

★メッシュを使わず、あなたの体にも優しい選択肢。

「鼠径ヘルニアの手術って、メッシュを入れるのが普通?」

「人工物を体に入れるのは、ちょっと抵抗があるんだけど…」

鼠径ヘルニアの手術方法にはいくつか種類がありますが、その中でも「Marcy(マーシー)法」は、人工のメッシュを使わないことが大きな特徴です。

★Marcy法を簡潔に解説!

Marcy法は、鼠径ヘルニアの治療法の一つで、主に以下の特徴があります。

1,自己組織修復法: 人工のメッシュ(合成繊維のシート)を体に入れません。代わりに、ヘルニアが飛び出てくる原因となっている、患者さんご自身の弱い組織(腹壁の筋肉や筋膜など)を直接縫い合わせて補強します。

2,身体への優しさ: 異物であるメッシュを使わないため、メッシュによる異物感や、術後の慢性的な痛み(メッシュ関連合併症)のリスクを避けたい方に適しています。特に、女性の患者様や、メッシュへのアレルギーが心配な方などに検討されることがあります。

3,熟練の技術が必要: ご自身の組織を正確に縫い合わせるため、執刀する医師には高い技術と豊富な経験が求められます。当院の院長は、年間約300件の鼠径ヘルニア手術実績があり、Marcy法を含む様々な術式に対応可能です。

4,小さな切開(小切開手術): Marcy法も、当院で主に採用している「小切開手術」で行われます。小さな切開で身体への負担が少なく、術後の回復もスムーズです。

★Marcy法のメリット・デメリットは?

メリット 人工物(メッシュ)を体に入れない。

メッシュによる異物感や慢性的な痛みのリスクが低い。

感染症のリスクが比較的低い(人工物がないため)。

デメリット 再発率が、メッシュを使う方法と比べてやや高いとされることがある。 縫い合わせる部分に一時的なツッパリ感を感じることがある。

★王子クリニックでのMarcy法 王子クリニックでは、患者様一人ひとりのヘルニアの状態、性別、年齢、ライフスタイル、そしてご希望を丁寧に伺い、Marcy法が最適であると判断した場合にご提案しています。メッシュを使う手術と使わない手術、それぞれのメリット・デメリットを詳しくご説明し、患者様ご自身が納得して選択できるようサポートいたします。

ご自身の鼠径ヘルニアについて、Marcy法に関心がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

京都の鼠径ヘルニア・脱腸手術専門 王子クリニック

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追伸: 日帰りでの鼠径ヘルニア小切開手術 手術費用(保険適応):3割負担の方で約4.7万円

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