手術が不安な方へ | 医療法人集裕会 王子クリニック | パオスクレー 四段階注射療法

京都府向日市森本町下森本9-1

手術が不安な方へ

痔と鼠径(そけい)ヘルニア

長年、痔を放っておいたので、 そろそろ治療を受けたいけど、手術が不安で…

脱腸の手術は、痛くないのかな?

多くの患者さんから、このようなお話をいままでお聞きしました。

すごく痛いんじゃないか?

腫れるんじゃないか?

友達が、ひどい目に合ったと言っていた…

このようなご不安があるのは、もっともだと思います。
しかし、前勤務先では、日帰り手術を受けていただいた多くの方から、

「思ったより痛くなかった」

「心配して損した」

「もっとはやく手術をうけておけばよかった」

「ぜんぜん大変ではなかった」

などのうれしい感想を頂いてきました。

痛みや手術に恐怖心を持っておられる方へ

当院での痔と鼠径ヘルニア(脱腸)の手術は、軽い全身麻酔+局所麻酔にて行います。したがって、手術中は全く痛みがありません。

症例にもよりますが、ほとんどの手術は20~60分ほどで、寝ている間に終わります。術後もすぐに麻酔から覚め、その場で自分で立って、歩いて回復室にお戻りいただけます。

「思ったより痛くなかった」と多くの患者さんが仰っていますが、切っているので、術後は多少痛みがでてくることはあります。
しかし、痛み止めをきっちり飲んでいただくことで、十分に痛みはコントロールできます。

注射療法

「そうはいっても、やはり不安は強い」

と、お感じになる方は、いぼ痔に関しては、以下のような注射療法をおすすめしています。

PAO注(パオスクレー)

パオスクレー

アーモンドオイルと5%フェノールを混ぜたものを内痔核の口側に注射、 痔核を栄養する血管をつぶし、出血を抑え小さくする硬化療法です。
適応はⅠ度、Ⅱ度の内痔核です。

当院では、肛門科の老舗・渡邊医院の渡邊賢治先生にご指導いただいた方法で行っています。

痛覚のない粘膜に注射するので痛みはまったくありません。 3か所の注射で5分ほどで終わります。この治療の有効率(出血が止まる)は80%といわれています。ただし、十分な量を注射する必要があるため、1週間以内に再度注射します。


図

外来受診時に簡単にできて、出血や軽度の脱出ならすぐに治まります。その日からふだん通りの生活ができるので、患者さんには大変好評です。効果は半年~1年で切れるといわれていますが、その際は再度注射します。

四段階注射療法(ジオン注 ALTA療法)

ジオン注

すべての痔核に適応はなく、従来手術が必要とされた脱出を伴う内痔核(Ⅲ度)に対して行うことができます。

痔に流れ込む血流を減らし、痔を硬く縮小させて、粘膜に癒着・固定させる薬剤を注射します。


四段階注射療法:(1)痔核上極部粘膜下層 (2)痔核中央部粘膜下層 (3)痔核中央部粘膜固有層 (4)痔核下極部粘膜下層

(1)~(4)の順に内痔核一つにつき薬液を注射します。
これが四段階注射療法です。

手術と同程度の効果が得られ、再発率は約10%といわれています。
注射の際は痛みや出血はほとんどありませんが、注射後に痛みが続く、血が出る、肛門が狭くなって排便がしにくくなる、熱がでるなどの好ましくない作用が現れることがあります。そのため定期的に通院していただく必要があります。

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